10.4.7 グランデコスキー場から西吾妻山登頂、二十日平へ滑降   
(東北山旅1日目)
今年の春の山スキー旅は福島県と山形県の県境吾妻山連峰から始まった。
ところがいきなりの悪天に見舞われる。無事最高点の西吾妻山に至れるだろうか

グランデコスキー場(デコ平)から直線的に西吾妻山に登り、吹雪の中二十日平へ滑降した


ゲレンデトップを越えると幻想的な樹林帯に入った


上部で中ノ沢を横断。これにより稜線の強風を避ける


上部はステキなパウダーが待っていてくれた


二十日平は藪っぽい


スキー場に戻るには渡渉が必要。スノーブリッジが繋がっていて助かった


  デコ平(グランデコスキー場)から西吾妻山頂上、二十日平経由滑降
(日付)2010年4月7日(水)
(山域)吾妻山
(メンバー)篠崎
(天気)吹雪
(タイム)グランデコスキー場5:30→デコ平→西吾妻山山頂8:00→二十日平→スキー場駐車地戻り9:40
(記録)今回の東北の山旅はいきなりの悪天から始まった。山は吹雪の予報である。しかし森林限界が高い吾
妻山ならきっと頂上を狙えるだろうと考えた。
 アプローチにはスキー場を利用して楽する事も出来る。空が明るくなってきた頃グランデコ駐車場から歩き出
した。当然まだリフト稼動前の時刻だ。ひたすらのゲレンデ歩きで標高を上げた。しかしどうも稜線付近では強
風が吹いていそうだ。視界もほとんど得られない。

 これは通常ルートの西大巓経由コースは厳しいぞ。というわけでゲレンデトップ付近で登る方向を東よりに変
えた。標高1700m付近でトラバースし中ノ沢上部を横断する。これにより稜線歩き無しで直接西吾妻山頂上
に至れる。この作戦は当たり猛吹雪の強風に吹かれる事少なく、頂上に無事に至れた。
 しかし頂上付近一帯は平坦地でどこが真の頂上か良く分からない。頂上標識でも無いかと、視界無しの風の
中、寒さに震えつつあちこち動き回る。結局頂上標識は見つからない(雪ノ下だったのかも?)。挙句の果ては
何処から登ってきたのか分からなくなって方向を完全に見失ってしまった。

 結局当てずっぽうに標高を下げて、その後GPSで正しい位置に軌道を修正した。こういう事が出来るのもGP
Sのお陰だ。GPSの無い時代ならそれなりに危なかったかもしれない。さてここでもと来た道を引き帰すのは、
スキー場部分が長いのであまり気が進まない。
 結局二十日平方面の広い尾根に滑り込んだ。雪はまだたっぷりある。上部はパウダーだった。所々でトラバ
ースを交えながら、スキー場横の沢の脇に出た。この部分は何処かで渡渉しないとスキー場に戻れない。幸い
一箇所だけスノーブリッジが繋がっている部分があった。さくっとブリッジを渡ってスキー場最下部に出た。
 今日は悪天の中首尾良く吾妻山の主峰に登る事が出来た。これも適切なルート読みと現代の最新機器、及
び幸運が重なったお陰だと思う。