10.1.24 佐渡山から小黒姫周回スキー

恒例戸隠パウダーキャンプでのセッション山行。今回もYasuhiro先生最強コンビに混ぜていただき、
楽しい一日をセットアップしていただいた。

標高差1450mを半日で周回


スタートダッシュに遅れないように


まずは佐渡山に向かう


佐渡山頂上から雪庇を越えて北東斜面に滑り込んだ


読図はYasuhiro先生にお任せ


強力パーティーでラッセルも楽チン


小黒姫頂上にてお若い鉄人


皆の跡を追いかけて滑降ジャアー


素敵な斜面が次々と現れる


恍惚の粉雪滑降が続いた


あっという間に山スキーヤーの車が列を成す大橋に到着


  戸隠高原佐渡山から小黒姫山周回滑降
(日付)2010年1月24日(日)
(山域)戸隠周辺
(メンバー)早川、深澤、金木、操、篠崎
(天気)晴れたまにガス曇り
(タイム)大橋6:00→佐渡山頂上8:10→小黒姫とのコル9:05→小黒姫山頂上10:45→外輪山稜線11:
45→大橋戻り12:20
(記録)
 戸隠パウダーキャンプ翌日のセッション山スキー。今回も早川深澤コンビの山行に混ぜていただいた。佐渡
山と小黒姫の周回滑降と聞いてもすぐにはピンと来なかったが、どちらも過去に登った事が無い山で楽しみに
思う。

 前晩の情報交換と言う名の飲み会も十分有意義で楽しかったのだが、翌日の早起きを思うと深酔いはできな
い。何といってもセッション山スキーで他のメンバーに迷惑をかける訳には行かない。何とか日付が変わる前に
上手い事布団に潜りこむ事が出来た。数時間の睡眠で起床、荷物をまとめて夜の雪道を車の置いてある所ま
で歩き、皆が待つ大橋駐車スペースに向かった。
 ところが駐車スペースが見つからない。さすが山スキーのメッカだ。仕方ないので路側の雪をかいて無理やり
駐車したが、出発時間に間に合わなくなるのではないかと、朝一番で冷や汗をかく。なんとかギリギリで6時発
に間に合った。ここで遅刻したら後からどんな事を言われたり書かれたり?するか分からない。何といっても大
先輩らは怖い?のだ。

 例によってYasuhiro先生の歩行ペースは速かった。スタートダッシュで出遅れると後でリカバリーは不可能だ
(きっと)。
 と言うわけで何とか遅れないよう必死に僕もペースを上げる。慌てたせいか小さなシールトラブルもあり焦る。
何だかいつの間にかの、まだ朝の早い時間帯に佐渡山頂上に着いた。雪庇を突き破って東北斜面に滑る降り
る。期待のパウダーは数日前の高温でリセットされ今ひとつだったが、それでも楽しくコルまで降りた。
 シールを再び貼って今度は小黒姫への登りだ。ルートファインディングはYasuhiro先生がしてくれて、ラッセル
も厳しいところはFukazawaさんが担当してくれる。僕は皆からヘッポコと思われない?程度に歩けば良いから
楽できた。

 小黒姫山頂で滑降ラインの相談をする、外輪山を越えて直線的に大橋に向かう事になった。途中もう一度登
り返しが入ったが問題は無い。小黒姫からの滑降は素晴らしかった。特に外輪稜線からのトラバース気味滑降
は、素敵で時を忘れる様な恍惚感を味わえる。だから山スキーは止められない。先を行く早川深沢コンビのトレ
ースを追いかける内にあっという間に林道に出て、あれよあれよと言う間に大橋まで戻っていた。