09.12.31 吹雪のオゾウゾ山
今年の大晦日〜正月は久しぶりにまともな大雪となった。堅雪の上にドカ雪だから気をつけないと雪崩れも危
険だ。大晦日半日限定で尾根筋ラインが取れる低山藪山に狙いを定めた。
事前の情報収集全く無しで取り付いたが、その首尾はどうだっただろうか。

白川郷と五箇山の間にある山。名前の謂れは?です


やや藪っぽい細尾根


こういう段差がいやらしい


上部はやや広くなり楽しそう


オゾウゾ山頂上。天気良ければ景色良いと思う


お約束のパウダーを一気にいただく


愛車が凍えながら待っていた


グーグルアースでの軌跡


  上久手橋から牛首尾根経由猫岳
(日付)2009年12月31日(木)
(山域)白川村
(メンバー)篠崎
(天気)雪、上部は吹雪
(タイム)成出ダム手前路側帯7:15→オゾウゾ山山頂10:30→駐車地戻り11:20
(記録)
 今年の大晦日から正月にかけて大雪の予報になっている。ただ大晦日の午前中限定にして、得意の藪山低
山くらいなら何とか登れるだろう。尾根筋にルートを定めれば雪崩の危険も回避できるだろうと踏み、白川村北
端にあるオゾウゾ山に狙いを定めた。
 事前の情報集めは全くしていなかったが、距離も標高もそれ程で無いからGPSとファットスキーがあれば何と
かなると思う。

 例によってすっかり明るくなってから歩き出した。微かに除雪された成出ダムに向かう道に入り直ぐに斜面に
取り付く。
 尾根に出てからは一本調子の尾根をひたすら登るのみだ。ただ雪がどんどん降り積もってきた。この付近の
山に共通しているのか途中に4本の送電線鉄塔が立っている。2本目と3本目の鉄塔の間におそらく人工的な急
斜面があり、乗り越しに苦労した。

 左側が山崩れを起こしている箇所も有り、意外におぞい(飛騨弁で悪い)なあと思う。
 下手なラインを取ると、小さな雪崩を誘発しそうで緊張した。上部に出るにつれ雪は深くなったが、傾斜は緩く
なり雪崩の危険は減った。我慢のラッセル登りで頂上に着く。ファットスキーでなければ、登頂まで更に時間が
かかっただろうと思う。

 頂上からは一気の滑降が待っていた。そこそこ斜面は急でそれなりに楽しめる。お約束のパウダーを散らし
て、細いところも問題なくクリアし、あっと言う間に駐車地の有る道まで降りていた。