09.12.26 ちょっと美味しい輝山横断(南側尾根を登って平湯温泉に滑降)

今年も山の雪は少ない。年末に入りやっと初スキーに出動できた。
新型GPSオレゴンの性能試しも兼ねて、いつもと違うルートからいつもと違うラインを引いてみる。
美味しくパウダーゲットできるか楽しみだ

ちょっと微妙なGPS記録


林道脇の尾根に取り付く


しばらくは笹薮ラッセル


上部はアップダウンの連続


頂上尾根からトラバース気味に滑り込む。小さな雪崩れに埋まらないよう注意


やっぱりパウダーは楽しい


GPS頼みの滑降


下部で雪割れて水が出る。此処が最大の難場


予定通りの地点にドンピシャで出た。ここ以外は崖ばかり


最後は平湯からタクシー代2000円也


  平湯トンネル入り口から輝山経由平湯温泉滑降
(日付)2008年12月26日(土)
(山域)乗鞍岳北面
(メンバー)篠崎
(天気)ガス、雪
(タイム)平湯トンネル入口7:00→尾根取り付き7:30→輝山頂上11:00→平湯温泉13:30→タクシー戻り
14:00
(記録)
 やっと今季初山スキーのチャンスが来た。ところが生憎の二つ玉低気圧である。ここはこういう時の強い味方
輝山での初滑りとしよう。
 しかしいつも同じルートではつまらない。今回は南尾根の一つ東側の尾根から取り付き、平湯温泉側に降りる
事にした。標高差600mを登れば、800m以上の滑降を楽しめる。里の雪は多いからライン読みさえ間違え無
ければ問題なく滑降できるだろう。新型地図付きGPSオレゴンの実力を試したいという思いもあった。
 例によって明るくなってから自宅を出て、30分で取り付きに着いた。尾根末端は笹薮が出てしかも急だ。もっ
と雪が多ければ楽に取り付けただろうが、笹藪スリップに気を使いながらの要注意登高になった。途中からは
徐々に傾斜は緩くなる。1950m峰から先はアップダウンの連続だ。途中から平湯側に降りてしまおうかと思っ
たが、最初から妥協はしたくない。やっぱり頂上は大事だと思いなおし、いちおう輝山まで登った。
 下山はアップダウンにはまらないようトラバースを多用するが、あまり賢いとは言えなかった。天気も悪いし下
手すると小さな雪崩で谷に落とされるかもしれない。慎重に下れるところを下って。途中からは数ターンごとに
GPSを確認し、平湯側に降りる適切な谷に入り込んだ。
 所々に水が出てきたが、何とかクリアして狙い通りの地点にドンピシャで降りる。それ以外の場所に下りると
多分登り返しになるだろう。GPSの威力に改めて驚くと共に、新たな可能性を感じる事も出来る山行となった。